たとえメディカルタトゥーであっても タトゥーがリスクになる現状
海外では 日本ほどタトゥーに対する問題視はないように思う
むしろ その人の主張だったり 祈りだったり
マオリのように民族の伝統だったり
近年では 緊急時に持病を知らせるメディカルタトゥーもある
日本でも ファッションタトゥーは増えてきていて
海外からの来日客も増えるなか 温泉地での施設利用問題なども含め
タトゥーへの偏見は薄れてきているようにもみえる
とはいっても 例えば
日本のスポーツクラブでは現状
ほとんどのところがタトゥーの人の施設利用はキビシクお断り
断る施設側にも やむを得ない理由はあって
大多数の人が不快に感じるようなヤッチャン関係のタトゥーと
ファッションタトゥーとを
区別して現場で許可することは 実際ムズカシイ
対応はどうしてもキビシイものとなってしまっている
大手スポーツクラブで仕事をしていた頃
タトゥーを理由にクビになったダンスイントラがいた
私と同じくフリーのダンスイントラだった彼は
アメリカで修行時代に 肩にファッションタトゥーを入れたのだったが
向こうでは 気軽なタトゥーも 日本の職場では禁止!
クラブでのレッスン中はいつも 隠せる服装に留意していた
ある日 チラッと肩が見えてしまったことで
気付いたメンバーの中で噂になった
メンバーにすれば
彼を辞めさせるとかの意思があったわけではなくて ただ
「見た?」「知ってる?」といった 単なる噂話しだったのだと思う
けど クラブ側として見過ごすワケにはいかなかった
彼のレッスンは集客出来ていたにも関わらず
突然のクビ勧告により 大手スポーツクラブ数店舗での全ての仕事を失った
ファッションタトゥーでそこまで厳しくしなくても、、と主観はあるのだけど
外部にも示しがつかない 規則は規則という仕方のないことだった
リスクを背負っての施設利用者もいた
バレれば 退会させられる
マシンやスタジオで汗だくになっても年中長袖で
風呂利用はせずに帰るという
あっ長袖の人が タトゥーを隠していると言っているのでは 決してないですよ
むしろ今は 運動効果を上げるための長袖スポーツウェアもあることだし
まとめ
ファッションタトゥーに限らず DVを受けた傷痕など
隠したい部位を花や鳥に変えたタトゥーや
聴覚障害を伝えるタトゥーや
緊急時確認で命を救うかもしれない 心疾患を伝えるタトゥーなど
メディカルタトゥーの存在は まだあまり知られていない
タトゥーだからといって 見た目で人を判断することは
誤解を生む原因になるということを 知っておきたい
タトゥー
私は入れたいと思ったことも これから入れる予定も無いけど
受け入れられるべき人たちが
寛容に受け入れられる社会になるには
まず私たちの認識から始めるべきなのかと☆
(もし 傷跡とかに悩んでいる人がいるなら
ファンデーションシールなどを利用するのも一手段)