魂を揺さぶられた Xmas Time in N.Y (すべての人に小さな奇跡を♪)
New York 旅行中の話 その②
( その①は コチラ)www.rairi.xyz
海外旅行の経験は多くはないけど
中でも このN.Yの旅は 思い出盛り沢山
片道14時間ほどの飛行機の中
陽気なトランスジェンダーカップルと仲良くなったり
フロリダに向かうトランジットでは
乗り継ぐ飛行機を間違えそうになって
ギリギリ走って間に合ったりと
ハプニング続きの旅だった
N.Yの街では 地下鉄やバスやタクシーを利用してアチコチ
美術館や博物館巡り ほんとうに楽しかった
観光地だけではない その土地の生活感を感じたくて
連日 足が棒になるまで 歩き回った
そして
心に残る あの光景
魂を揺さぶられた Xmas Time
翌日はフロリダへ立つという
N.Y 最後の夜
白い息を吐きながら大勢の人たちの視線は
キラキラ輝く 大きな Xmas Tree に注がれていた
ロックフェラーセンタービルの前
少し離れて 道路の反対側に立って居たら
人々が背を向けている暗闇の向こうから
ゴミ回収車がやって来るのが見えた
道路脇に積まれたゴミを回収しながら
その角ばった車は ゆっくりと近付いて来る
回収車の後ろのバーに 器用に ぶら下がる男性
数メートルごとに停まる車から
飛び降りてはゴミを拾って放り込み
その動作は8ビートに弾んでいた
そうなんだ
すべての人が浮かれていては 世の中は成り立たない
こういう働く人たちの御陰で 社会は機能している
それにしても 私達日本人以上に
精神的にXmas Timeを重要視するアメリカ人だから
この時期に働いてなきゃならないなんて、、、
と少々同情をしたその時
目の前を通過する回収車から 私に向かって大きな声で
「Merry Xmas!」
叫んだのは 後部バーに掴まった 手足の長い黒人男性
右手はバーに 右足は車
左手左足を空中に大きく広げ
まるで
ミュージカルのポーズのよう!
そして その笑顔ったら!
まるで映画のワンシーン
その一瞬に 私は魂を揺さぶられた
走り去る車上のパフォーマンスが
胸に焼き付いた
クリスチャンではないけれど 叫びたい
「Merry Xmas!」
小さな奇跡が
すべての人に
輝きますように♡
Do they Know it's Christmas ~ Band Aid 1984
ご訪問ありがとうございました
感謝☆