サクサイワマン遺跡 巨大な石組みの緻密さに圧倒される
ペルー南東部クスコの郊外 標高約3600mにあるインカ遺跡
これまで当ブログで取り上げてきた古代遺跡の中でも
ここサクサイワマン(Saksaq Waman)はそのスケールが重量級の謎
Wikipediaによると
インカ帝国第9代皇帝パチャクティの命によって1438年以降に建設が開始され
約50年後の第11代皇帝ワイナ・カパックの在位中に完成した とあるけど
不思議過ぎる疑問!
現代の重機をもってしても 1トンの岩を動かすのも大変な作業になるのに
インカの時代に 50年ほどの歳月でこれほどのものを造り上げることは
一体どうやれば可能なのだろう?
精密に組まれた石組みの ひとつの岩が360トンを超えるものもあり
総量何万トンにもなるであろう岩の砦の広大さには圧倒される
そして この建造物の目的が現在も確定されていない
城壁なのか 宗教施設なのか
研究者によると 土台にある石組みは
約1000年前よりもさらに前の インカ帝国起源より古いという説もある
そして使われている岩の中には 超高温の熱が加えられ溶かされた跡が残り
その緻密な加工方法も議論の的になった
インカの最高神ビラコチャの伝説がある
空からこの地に訪れ 海へ去ったといわれるビラコチャは
背が高く 白い肌と白い髪
彼は人々に農業を教え 灌漑水路も作り 医師でもあったされ
インカの最も重要な神として信仰されていた
そして
「ノアの箱舟」そっくりな伝説もあり
ビラコチャは大洪水を起こした文明の創造者といわれている
世界各所に残る大洪水伝説は やはりつながりがあるのだろうか?
今も世界中に残る巨石文明の謎
・・・謎は謎のまま
(過去記事から巨石文明のいくつか)
・人類史に疑問を投げかける「ギョベクリテペ」超古代の巨大建造物
(サクサイワマン BGMはペルー音楽でいい感じ♪)
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