髪を切りながら気付いた 平成で消えたと思うことのひとつ
もう何年も美容院には行っていなくて 定期的に自分で髪を切る
何ヶ月も切らずにいた前髪は 顎より下まで 伸びていて
顔がスッポリ隠れて 笑える
前髪を眉上あたりまで短くして
横も後ろもかなりショートにした
後ろはほぼ手探りだから もし今美容院に行ったら
「なんなの!この切り方!」と叱られそうw
美容院でキレイに整えて 一律にデザインされるのは好きじゃない
普通じゃない点で 自分では気に入っている
ただ
急に首筋が寒くなったので 首にタオルを巻くという色気の無さww
切り落とした髪を見て フト
あばあちゃんが作った針山のことを思い出した
おばあちゃんの裁縫箱には手作りの針山があった
自分の髪を団子にしたものを布でくるんで作る針山
いまふうに言うと “手作りピンクッション”
「針が錆びなくていいんだよ」
髪の程よい油分が 針をサビにくくすると言っていた
針仕事しながら時折 針を頭に擦りつけたり
あの仕草も油分で針の滑りをよくしていたのかな?
自分の髪で針山作る人って 今いるかな?
もういないよね~?
私の周りでは裁縫箱もミシンも 持っていない人が多くて
スソ上げとかでも 針と糸は使わずアイロンでくっつくテープで仕上げるという便利グッズが百均で売っているからと言っていた
ウチのダンス教室で 子供を入会させる際にも
「コスチューム作りとかさせられることはないですよね?」と確認してくる親もいる
イベントコスチュームは ほぼほぼネットで買い揃えることにしていたけど
どうしてもイメージする衣装は 布を買って 私がミシンで何人分も作ったこともあった
針山を自分の髪で手作りするなんてことはもう 平成で消えたに違いない
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母は定期的に美容院に行く人だったけど
自分の髪で針山を作っていた祖母は
私と同じように自分で髪を切っていたのかな?
祖母の髪型 どんなだったっけ
亡くなったのは私が中学3年の時で
もう思い出せない
気になってきた
久しぶりにアルバム 開いてみようかな
ご訪問ありがとうございました
感謝☆