ネムルト・ダウ(胴と首が切り離された紀元前の巨像たち)
19世紀後半にオスマン帝国軍が行軍の際 頂上付近に偶然発見した建造物
1881年から本格的に発掘が始められた
ネムルト・ダウ(Nemrut Dağ)
トルコ東部 標高2134mのネムルト山
直径152cm 高さ49mの頂上部に 首のない巨像が鎮座している
その首のない巨像の前に
王の他に ワシやライオンや神話の神々の首が並ぶ
何故 胴と頭部が切り離されているのだろう?
地震説 イスラム教徒による偶像破壊説がいわれているけど
どちらにしても 首が整然と鎮座していることに違和感を覚える
それよりも謎に感じるのは
並ぶ巨像の後ろにみえる小山
コンマゲネ王国の王アンティオコス1世が BC62年に建てたとされているけど
王墓は発見されていない
というのも
足を踏み入れれば崩れてしまいそうな状態に積まれた小石の山
盗掘を避けるためなのか 小石を積み上げた工法は
現在でも 復元は不可能と考えられているため発掘も出来ずにいる
まるで上空からザーッと小石を降らせて積み上げたような、、、
どうやって造ったんだろう?
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話はソレてしまうかもだけど 以前から気になっていた
大きく地図で確認するとこの辺り かなり興味深い
これまで当ブログで取り上げただけでも 謎だらけ
・カッパドキア
・デリンクユ地下都市
・ノアの箱舟が流れ着いたとされるアララト山 なども
この地図から右上に
黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス地方でも
紀元前9500年ごろの金属器が発見されている
地球上の文明の発生起源はこの辺りにあるのでは?という気がしてくる
まだまだ発見は続きそう♪
ご訪問ありがとうございました
感謝☆