謎だらけ!サルデーニャ島 古代遺跡の数々
地中海に浮かぶサルデーニャ島(Sardegna)
(イタリア サルデーニャ自治州)面積:24,090㎢
解明されないままの不思議が数多く点在している
謎とされる遺跡のキーワードを まずピックアップしてみると
1 「巨人の墓」といわれる墓が800以上点在
2 謎めいたメンヒル
3 階段状ピラミッドに似た建造物
4 ヌラーゲと呼ばれる数千箇所にも及ぶ巨大石塔
5 サンタクリスティーナの井戸と呼ばれる数学的建築技術
1 巨人の墓
サドムエソルク=巨人の墓といわれる800以上の墓が点在し
そこに使われている石は4~12トンという巨石で組まれていて
そのうち100の墓から頭蓋骨などが発掘されている
1953年に身長が2.4mを超えると推定される巨大な骸骨が見つかったといわれていて
1979年に各所で行われた発掘調査では 15万年前にさかのぼる人類の痕跡が発見された
この調査の際
Sardara(サルダラ)という町の サンタ・アナスタシア教会の下から
推定身長2.7~3.7mの巨大な骨が数体発掘されたという
発掘された骨はいったんサンタ・アナスタシア教会に運ばれたあと 行方がわからなくなったらしい
現物(巨大な骨)を実際に見れない点で 確証が取れないのは残念
2 謎めいたメンヒル
メンヒルというのは 先史時代に立てられた巨石(モノリス)のことで
フランス ブルターニュのカルナック列石などが有名
ここサルデーニャ島のメンヒルは彫られている風貌が謎めいている
1974年 オリスター近郊モンテプラマで土に埋もれていた彫像を農夫が見つけのがキッカケで 考古学者たちによってここから数千もの遺物が掘り出された
掘り出されたメンヒルは身長が高く 両目が大きな2重丸で ロボットのような顔立ちにも見える
「モンテプラマの巨人」と呼ばれている
現在 カリアリにある国立考古学博物館で見ることが出来る
3 階段状ピラミッドに似た建造物
紀元前2800年頃の土と石の層で埋まっていたこの階段状ピラミッドに似た構造物は
紀元前4000~5000年頃のものといわれているが 何のためのものかは まだ解明されていない
4 ヌラーゲと呼ばれる7000箇所以上の巨大石塔
サルデーニャ島には ヌラーゲと呼ばれる7000以上の石の塔が点在していて
ここでも ひとつが数万トンという石が モルタル無しで積み上げられている
これほどの構造物を造るには どれだけ人力が要るだろう?
誰が何のために そして用途も 現在のところ不明
Google Mapsで訪ねてみた♪
スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ
ヌラーゲ・サントゥ・アンティネ
5 サンタクリスティーナの井戸と呼ばれる数学的建築技術
どうみても近代建築物のような数学的に綿密に設計された石の構造物で
数千年経った今も水を貯え続ける井戸ではあるけど ここは天文観測の場だったといわれる
というのも この井戸の水面に 約18.6年周期で真上に来る月が映る
約18.6年周期とは?どういうことなのか調べるうちに 回帰線の説明にたどり着いた
Wikipedia によると
”回帰線の緯度は地球の赤道傾斜角の変化に伴い約4万1000年周期で22.1度から24.5度の間を変化し、章動により約18.6年周期で9秒の振幅で変化する。”
とここで また疑問が、、、
約18.6年周期という 人生に数回しか確認できない天体の変化を 誰が一体何の目的で観測しなければならなかったのか?
サンタクリスティーナの井戸についてはライセンス許可された画像が見つからなかったので 画像は コチラでも紹介されているので参考までに
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これまで当ブログカテゴリー「無知の知ノート」で取り上げてきた古代文明のいくつか
サウジアラビア謎の古代構造物 Google Earthで探索&発見
人類史に疑問を投げかける「ギョベクリテペ」超古代の巨大建造物
調べれば調べるほどいろんなことが
繋がっていく、、、いや 謎が深まっていく
個人的空想を書くと きっとイタいヤツだと思われるだろうし
確証のないことはできるだけ書かないようには気をつけているのだけど
いつかファンタジーとごまかしつつ 謎解きの長編を書き上げたいと企んでいるww
ご訪問ありがとうございました
感謝☆