無知の知ノート

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3本足でも凛として生きた☆凜にゃん 

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命が尽きる時って あっけない 

2018年12月3日 凜にゃんは眠るように息を引きとった 

 

すぐにはここに書けなかった 胸が締め付けられて 今も 

 

だけど悲しくても お腹は空くし  

涙して眠れない夜も 3日続けば 眠れるし 

  

ブログを書くのも 1日置きにと 何気にルールを決めていて

そんな日常を続けることが 救いになることもある 

 

 

愛犬が亡くなった時も 10か月間ほど    

仕事に出掛ける運転中に 犬を見かけるだけで 涙が溢れる日々だった 

 

 

それでも記憶は 確実に薄れていく  

だから 凜にゃんの14年の生涯を 

ここに 残しておこうと思う   

 

2004年 夏生まれ(推定) 

公園で生まれた野良だった 

 

2004年  

左後ろ脚 膝から下がちぎれて血をポタポタたらしながら歩いていたところをYさんに保護され 獣医の判断で太もも付け根から切断の大手術   

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(飼い主を探すネットに投稿されていた写真)

 

 

Yさんは 怪我している凜にゃんだけを保護するつもりだったらしいけど   

餌につられて?捕獲機に一緒に入った空にゃん ww

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  右の写真のように ウチに来た頃も 凜にゃんを背に いつも守っているかのようだった 

 

2004年 12月 

  

プチ猫アレルギー(腕がカユクなる)の私は 猫を飼おうなんて考えてもいなかったし どうして飼い主募集サイトを見たのか 今でも自分でワカラナイww   

写真に出会ったのは たまたまだった 

 

障害のある子は引き取り手が少ないらしく 里親募集コメントには  

”兄妹 別々の引き取りで構いません” と書かれていた 

 

Yさんは 障害のある(交通事故など)猫は 

里親が見つからない場合 基本自宅で面倒を見るという 

本当に猫を愛する人で ご自宅には24匹を保護しておられた   

 

急がなきゃ!兄妹が別れ別れになってしまう! 

衝動で すぐに問い合わせ 

2004年12月28日 兄妹を 我が家に迎えた  

 

我が家に来て当初は 警戒心が強く シャーッ!攻撃で 

手のひらエグられ流血 

心を開いてもらうまで しばらくかかったけど  

とにかく 癒してあげたいと思った 

 

  

あれから14年 

イロイロあったけど コチラが いっぱい癒された 

 

 

2018年 11月14日 

 

食欲旺盛で 元気いっぱいの凜にゃんが 

突然食べなくなった日 

動物病院でエコーや血液など精密検査を受けた  

 

脾臓癌だった 

癌細胞は すでにあちこちに転移していて手術はムリとのこと 

あとは自宅で様子をみながら 苦しまないよう対処していきましょう とのことだった 

 

癌細胞って 道理に合わない  

増殖して自ら死へと突き進む細胞って 何なの?  

 

もっと 早期に発見していれば、、、と悔やまれるけど 

PTSDで人を怖がる凜にゃんが 以前動物病院へ行った時は そのあと血尿が出るほどに怯えたので 病院へ行くことは極力避けたいと思っていた 

元気だったし 本当に驚くほど突然のことだった 

 

点滴後 亡くなる前日までの18日間は 異常なほど旺盛な食欲  

だけど 食べても食べても ガリガリに痩せていき筋力も無くなり 

日々衰えていく様子を見ているのは辛かった 

 

介護状態になって 辛かったのは もちろん凜にゃんで  

自分がリビングで粗相したおしっこやうんちの処理をする様子を 

申し訳なさそうな表情で見つめるのだった  

 

大好きなドライフードも すりつぶしてあげていたけど それも吐くようになって 

メニューは 練り状のものや おかゆ状のもの スープのものを 

飽きないようにローテーションであげるのを 凜にゃんは懸命に食べてくれた 

 

12月2日

 

亡くなる前日      

今まで入ったことなかったバスルームにヨタヨタと入って行った凜にゃんは 

ただジーッと 天井を見上げていた 

 

今から思えば

死期を悟り 死に場所を考えていたのだろか  

 

その夜から 何も食べなくなって  

だけど翌日の朝は元気で ミャーミャーと大きな声で妙に甘えたで 

体をさすると 驚くほど大きなゴロゴロを聞かせてくれた 

 

12月3日 

 

午前中に予約して出掛けた病院の帰り道 車の中で 

凜にゃんは息を引き取った 

 

「おうちに帰ったよ~」と帰宅して開けたキャリーバックの中で 

体はまだ暖かいのに 凜にゃんの魂は もう天国へ旅立っていた  

 

病院でもらってきた薬袋には 目薬や栄養価の高いペーストや 

万が一 苦しむ時には 安らかに眠れるという座薬も入っていた 

 

高齢猫に延命治療は必要ないと思っている 

苦しむくらいなら安らかに眠れる方法を選択してあげたい 

 

だけど  

凜にゃんは まだ大丈夫と思っていた 

もうしばらく いっしょに居られると思ってた 

  

別れの日だとわかっていたら 病院に出掛けたりなんてしなかった 

後悔を 拭いきれない   

最期に辛い思いをさせてしまった、、、ごめんね凜にゃん 

 

 

 

3本足でも凛として生きた 名前の通りだ

偉かった 本当に よく頑張った14年だった   

 

今ごろ 天国の野原を思いっきり走っているだろうか    

 

 

空にゃんは 

 

いつも 横に居た凜にゃんなのに 亡骸には 特に何ら反応なく 

むしろ目を逸らすように クールで  

魂は もうそこに居ないことを 悟っているかのようだった  

 

ついこの間まで「若返ってるの~?」って言うほど超元気だったにゃんず

元気に走り回っていたのに 

 

 

空にゃんは ここ数日 あまり走らなくなった 

季節のせいだと思いたいけど  

 

やっぱり 寂しいのかなぁ 

より一層 甘えたになった 

  

空にゃんも あとどれくらい一緒に居られるだろう 

 

 

 

思い出の凜にゃんピックアップ 

 

 

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くつろげるよう板で広く補修したキャットタワーが お気に入りの場所だった 

てっぺんまで駆け上がり ドヤ顔の凜にゃん

 

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手作りキャットウォークを渡る凜にゃん 影で4本足に見える! 

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フォトジェニックな凜にゃん

  

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 チラッww          あっかんべえ顔ww

 

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空にゃんよりもてっぺんを陣取る 気の強い凜にゃんww
  

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スクリーンの猫をガン見♪ 

 

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つい3か月前 

凜にゃんの元気ぶりに驚かされたことがあった 

これが その時の写真

8月末に補修したハイカウンターチェアに ちょこんと居て

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3本足の凜にゃんが どうやって高さ60cmのハイカウンターチェアに!? 

片足ジャンプと 得意の懸垂?   

 

4本足だったら きっとスンゴイおてんばさんだったんだろうねw 

 

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楽しかったよね♪ ありがとう 凜にゃん 

 

 

ご訪問ありがとうございました 

感謝☆ 

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