母からの4つのメッセージ そしていつかは
母が亡くなってから
仕事を忙しくしていたというのもあるのだけど
ゆっくりとアルバムを開いてみるなんて久しぶり
着ない服は全部捨てよう! と
意気込んで入ったクローゼットで上段の棚に見つけた古いアルバム
服の整理をすることは忘れて
1時間近く座り込んで見入ってしまった
写真が趣味だった父が 大切にしていた分厚いアルバム
写真の1枚1枚に添え書きがされている
○○○○年○月○日 家族旅行 ○○にて
几帳面だった父の筆跡
アルバムの後半
亡くなる前の数年間は ほとんどが花や風景写真だったりで
そこは もう家族写真の領域ではなくて
アルバム最後の数ページは 空白のままになっている
ハラリと 一枚の紙が空白ページから落ちた
懐かしい文字 母の筆跡だ
気づきなさい
自分の為と 人の為
反省はしても 自分を嫌いにならないで
すべての事象に感謝すること
なんだか謎めいている
どうしてこんなところに挟んでいたのだろう
母と手を繋いで歩いてた記憶を 思い出す
なりたい自分になれると信じていた幼い日の記憶
「ねえ あのお婆さん どうしてあんなに腰が曲がっているの?」
「ダメダメ人を指差しては駄目よ」
「魔法で腰を伸ばしてあげたい」
「そんな魔法 あったらいいね」
「母さんみたいに魔法使いになりたいっ! なれるかな?」
当の本人たちは否定するのだから確信もないのだけど
母も祖母も 魔法使いに違いないと 密かに信じている
そう思える不思議な出来事が いくつもあって
その不思議な能力を 羨ましく思うと同時に
平凡な自分を 恨めしく思うのだ
「ねえ母さん どうすれば魔法使いになれるの?」
「ずーと信じて 願い続けていたら なれるのかもしれないね」
そうだ!
子供じみているといわれるかもだけど
信じなくなったら何も始まらない
”癒しの魔法使い”になるのが
小さい頃からの夢だった
平凡な自分にだって
願えば きっと何かできるはず
魂を癒せる人になりたいっ!
人も動物も 全ての魂を 癒せる能力が欲しい!
そんな夢を 真剣に聞いてくれそうな友人はいない
きっと変人扱いされてしまう
まぁ 話すことでもないし
話してしまうと 魔法の効力が薄まる気さえする
魔法使いになれた日には 誰にも黙っていよう
人は皆 元来 魔法使いだった
宇宙のエネルギーを感じ 細胞にいたる身体の隅々まで感じて病を癒したり
過去世を知り すべてに感謝することを忘れなかった
DNAにもそれは刻まれていて
気づき 信じることから
不思議な事象は 次々と起こり始める
難しいのは 信じ続けることかもしれない
残念なことに 私のすることといったら
思いとは裏腹に空回りの連続で
魔法使いとして学ぶべきことの難しさを 痛感する
1 ”気づき”が大切であること
2 自分の為と 人の為を考えること
3 反省はしても自分を嫌いにならないこと
4 すべての事象に感謝すること
母からのメッセージは 4つだった
けれど母は それを語ることはしなかった
自ら気づけない者に
魔法使いになる資格は本来無い ということだろうか
空回りでも 反省しても 自己嫌悪でも
凹まずに 信じよう
世界にシンパシーするように
すべての魂が安らぐことを 願い続けよう
人は皆 元来 魔法使い
みんな 潜在能力を持っている
”癒しの魔法使い”にゼッタイなるっ!(←ルフィー 風に叫ぶ)
っと その前に もう着ない服は処分しよう
今回は5袋分
片づけにはイイ季節
スペースが空くと 気持ちもスッキリするね♪
ご訪問ありがとうございました
感謝☆