男の声マネで本人確認は可能か やってみた

ウチは通帳など　夫婦間で隠し事無しのサイフはひとつ感覚で　

ネットバンクでの財産（というほどのものではないけど）管理は 　私に任されている　

いるものはいる　という　かなりアバウトな金銭感覚の私に任せてしまうところ　几帳面な性格なハズなのに　旦那さまはちょっと変わり者だ　

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昨日　尋ねたいことがあって　某証券会社に電話した　

「ご本人様でなければ対応いたしかねます」　と言われてしまった　　　

そういえば　これまでにも　

「ご本人様ですか？」と　問われる度に　彼と電話を代わって　

「妻に任せていますので」と　本人の承諾後に　また電話を代わり　手続きを進めるということが何度かあった　　　　

本人確認と承諾が必要なのはセキュリティーで重要とはわかる　

けど昨日は　口座開示の必要もなく　ちょっとしたことを尋ねたいだけだったのだ　

彼が不在の時は問い合わせひとつが出来ないのは困ってしまう　

週末の金曜日　すぐに知りたいことでも  　週明けまでモヤモヤが残る　

そこで　 思いついた！　

低い男声で電話すればよいのではないか！？　

これはもしや犯罪？　

実害無いし　大丈夫？　

「にゃんですと！？　そんな事しない方がいいと思うにゃ～」

「思いついたらやってみるバカだからね～この人」

電話する前に　まず練習した　

声を出来る限り低くして　スムーズに喋れるよう　

鏡を見て男っぽく練習した　

・・・ダメだ　なんかバレそうだ　

鼻をつまんでみる　

・・・ダメだ　鼻声が犯罪者レベルに怪し過ぎる　

鼻を片方だけ押さえてみる、、、ヨシ！イケルかもしれない　

電話を握りしめ　意を決し実行　　

（男声で）

「もしもし　お世話になります　〇〇の件で　お尋ねしたいことがあって」

「ハイ　こちらに口座はお持ちでしょうか？」　

「はい」（←できるだけ　口数は少なく）

「支店番号と　口座番号がおわかりでしたらお願いいたします」

「○○○　○○○○ー○○○○」（口座番号を告げる）

「ご本人様でしょうか？」　

 「はい」

「奥様でいらっしゃいますか？」　

・・・えっ！　なんで？！　バレるの早すぎだよ？

「いえ　本人です」　

「女性のお声に聞こえるのですが、、、」　

・・・スルドイ

ここで　

「いや～バレちゃいました？」なノリで諦めればよかったものを　

「よく言われます」

「 よく言われます」　ってなんだよー　返答のジタバタぶりに自分でアキレル　　

「女性のお声に聞こえるのですが、、、」　

・・・再び　テゴワイ　

「奥様でいらっしゃいますよね？」

・・・心臓破裂寸前だけど　ここで冷静さをキープしなければ！　

「い"え"」　ゲボゲボゲボ　咳込んでみた　　

スパイ映画とかでみる　絶体絶命の窮地だ　

「・・・それでは少々お待ちください　担当部署にお繋ぎいたします」　

メロディーが流れる　やった？！　受け付けは通過した？！　

1分ほどして　

「お待たせして申し訳ありません　担当部署の電話が 只今込んでおりますので　後ほどコチラからおかけ直しいたしましょうか？」　

あっもう　これって　バレて　疑われてるパターンだよね？　

急に恥ずかしくなった（←遅い）　

「あっ　もう結構です」　と言おうとして　咳込んだ　

わざとじゃなくて　

無理に低い声にしていたせいで　喉にエヘン虫が発生！　

ちゃんと喋れないほど　咳込んだ　

「あ"っ　ｹﾞﾎﾞｹﾞﾎﾞ　も"う"　ｹﾞﾎﾞｹﾞﾎﾞ　ゲッゴウ　デズ　ｹﾞﾎﾞｹﾞﾎﾞ」

「あ、、、ありがとうございました」 と電話は切れた　

あ～ぁ　やっちゃった　

もうブラックリストに載ったね　口座番号伝えたし　

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帰宅した彼に　このことを話すと　大笑いはしてくれたけど　

「よくやるよな～　変な客がいたって　今頃たぶん笑いものになってるよ」

・・・だよね　汗　

でも　なんでも体験してワカル事ってあるでしょう？　

男声で電話してもバレバレだってこと　よくワカッタ　 

良い子はマネをしないでね！　　

　「誰も　しないわ！　そんなバカなこと」

ご訪問ありがとうございました　

感謝☆