競技選手の太ももは 女性のウェストサイズと同じ!? & ピストバイク体験
オリンピック中継で
スピードスケート選手の太もものたくましさを見て
思い出した
自転車旅での出会い
〇 太ももが ウェストサイズと同じ!
ザーッという音を立てて
10人ほどの一団が 私の横を追い越して行った
そのスピードに驚かされてから しばらくして
その一団が前方から戻ってくるのが見えた
すれ違う瞬間に 声を掛けられた
「頑張って!」
サイクリスト同士 手を軽く挙げて挨拶することはあるけど
揃いのユニホームで走る団体に声掛けされたのは
あの時が初めてで 1度きりの体験だった
海岸で休憩していたら
再び ユニホーム軍団が戻って来た
何往復も海岸線を走っての練習だった様子
彼らも私の休憩に加わり 話し掛けられた
ひとりで日本一周中だと言うと 随分驚かれた
彼らは プロの競技選手だった
「僕の太ももは キミのウエストサイズと同じくらいだよ」
衝撃だったひと言を 今も覚えている
「ほら 皮 ひっぱりあげられる」
そう言って 太ももの皮を摘んで
ビニョ〜ンと 引っ張り上げて見せてくれた
筋肉と表皮の間に脂肪が無いから出来る!という
驚異の鍛えられた太もも
太さが女性のウェストサイズと同じというのも 頷けた
休憩後
走り出した私の横を しばらく伴走してくれて
笑顔で手を振り走り去った
選手団の人たちとの 短い思い出
旅を終えた後に 自転車競技トラックを体験する機会があって
彼らの勇気を実感した
〇 ピストバイク
ピストバイクというのは
自転車競技のトラックレースに使用する自転車で
変速機は付いていなくて 固定ギア
ブレーキはペダルを逆回転させて制動する
トラックの急勾配に反り立つ壁は 走り上がれる気がしない
想像以上の恐怖だった
初めてスキーに行ったその日のうちに
リフトで 頂上まで連れて行かれた時の
山頂から見下ろした恐怖に似ている
あの時は
滑って降りるなんて絶対無理っ!と泣きそうだった
ピストバイクでトラックにチャレンジするのも同じ
必要なのは まず勇気 そして 脚力
勾配を落ちないためには ペダルを踏み
スピードを上げ続けないといけない
トラックを走行出来た時は 興奮した
けど もう一度体験したいかというと NO! 怖すぎたww
競技選手は あの恐怖を乗り超えた人たちなんだ
何でも慣れだ って言うけど
スピードスケートも ラージヒルも ロードレースも
みんな みんな 勇者だ
読んでくださりありがとうございます
感謝☆