不思議すぎて感動した「重力」のこと
質量がある物体はすべて「引っ張る力=重力」を持つ
アイザック・ニュートン(1643~1727)が
著書「自然哲学の数学的諸原理」(1687)で発表した 重力の仕組み
いまさらだけど 重力って 不思議だ
もし重力がなかったら この世界はありえない
〇 太陽系
太陽系が誕生するまでの経緯にも 重力は大きく関わっている
太陽誕生から 太陽系が完成するまでの過程を ざっくりと4段階にわけてみた
第1段階 微惑星
宇宙に散らばったガスやチリが互いの重力によって引き合い
ムラができはじめ そのムラが次第に大きくなっていき 微惑星へと成長
第2段階 原始惑星
微惑星同士の衝突と合体が繰り返され 原始惑星に成長
第3段階 地球規模の惑星
原始惑星同士の衝突と合体が繰り返され 地球規模の惑星が誕生
第4段階 太陽系の完成
太陽誕生から約1億年後 8つの惑星からなる太陽系が完成
ここでポイントとなるのは 重力がほど良い強さであること
もし重力がもっと強かったとしたら 惑星は太陽に引き寄せられて消滅する
もし重力がもっと弱かったとしたら 惑星の公転軌道はバッラバラになってしまう
ほど良い強さの重力が 太陽系を形作っている
〇 銀河
大きな銀河が 小さな銀河のガスを引き込んでいる
それは 大きな銀河の方が重力が強いから
現在観測可能範囲の宇宙で 大規模な銀河は3500億個以上
宇宙では大規模銀河も 互いの重力で引っ張り合っている
私たちの銀河も 230万光年離れた隣のアンドロメダ銀河と互いに引き寄せあっていて 1時間に40万kmというスピードで近づいている
そして40億年後 衝突する
衝突といっても惑星がぶつかることは無く すり抜け混ざる感じらしい
それぞれの銀河のガスやチリが激しく混ざり合って密度が高まり濃くなる
その時 天空には美しいスターバーストが広がる
衝突から 約30億年後 新たな巨大銀河となる
〇 スターバースト
たくさんの星が爆発的に生み出される現象をスターバーストといって
銀河衝突では 生まれたての青く輝く星が多く確認される
今まさに 衝突している銀河と その銀河までの距離
Arp148銀河 5億光年
UGC8335銀河 4億光年
Arp272銀河 4億5000万光年
ザ・バード銀河 6億5000万光年(←3つの銀河が ぶつかっている)
〇 地球と月
潮汐力で 地球の海水は月に引っ張られ
海水の無い月は 地球に引っ張られて わずかに楕円形になり 常に同じ面を地球に向けている
〇 万有引力
例えば 小さな鉛筆だって「引っ張る力=重力」を持っていて地球を引っ張っている
これが万有引力
鉛筆が机から床に落ちるのは 鉛筆よりも質量の大きな地球に引っ張られるから
ということは、、、当然 私たち人間も引き合っている!? わずかにww
〇 ビックバン
138億年前のビックバン
初めに 水素とヘリウムが集まりファーストスターが生まれたとされるけど
これには無理があって 水素やヘリウムは軽すぎて
ファーストスターとして集まるには 何らかのエネルギーが加わったと考えられる
それがダークマターといわれるエネルギー
現在確認できている物質は 宇宙の5%とされ
ダークマターが25%
網の目のような宇宙大規模構造はダークマターの重力があって作り出されている
では あとの70%は?
ダークエネルギーと呼ばれるもので
学者の間でも まだまだ謎
謎は果てしなく 例えば
ブラックホールの中はどうなっているのか?
誰にもワカラナイ
(妄想)
ブラックホールに吸い込まれた物質は 極限まで収縮すると爆発して
それがビックバンとして 新たな宇宙を創る!?
ブラックホールは ユニバース(宇宙)からマルチバース(多元宇宙)への通路みたいなものではないのか、、、?
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