遺跡ナンマトルの不思議過ぎる建築方法と伝説
ミクロネシア連邦ポンペイ州
ハワイから南西約5000kmに浮かぶ絶海の孤島Pohnpei(ポーンペイ)島の東岸沖にある考古遺跡
nanmadol
(表記はナンマトルやナン・マドールやナン・マタールなど複数)
〇 遺跡ナンマトルの不思議
約1.5km × 0.7kmという遺跡範囲の中に おおよそ100ある人口島
大小さまざまな人工島の間には運河が作られ
巨石記念物の多いオセアニアのなかでも最大といわれている
島の裏側に多く採れる玄武岩(火山からでた玄武岩質マグマが冷えて固まった柱状の岩)が 角材のように組まれている
〇 不思議過ぎる建築方法
ひとつの岩の重量は50トン~最も重いものでは90トンと推計されていて
遺跡に使われる岩の総重量は 50万トン~70万トンと見積もられている
蛍光X線元素分析法などで 岩の産地を特定する調査も行われたが
その場所から どうやって巨石を運んだのか
また その巨石を どうやって積み上げたのかは 現在も解明されていない
ナンマトルは この島を統治したシャウテレウル王朝(BC1000~1600年頃)が都として建設を広げたとされるが
ここに最初に岩が組み始められたのはBC500年頃といわれる
不思議過ぎるのは
シャウテレウル王朝期の人口2万5000人といわれる島民全員が建設に携わったとしても
1日2000トンの岩を積んだとして300年以上はかかる計算になる
それに
農業と漁業で生活する島民が 総出で建設に携わったとは とても思えない
中には 高さ7.5m 横幅5mに積まれた壁もある
一体どうやって建築されたのだろう
〇 島の伝説
「岩は空を飛んで運ばれ 宙に浮きながら組み込まれた」という島の伝説がある
驚くのは 同じような伝説が 世界中の巨石文明にもあるということ
(音の周波数を利用した)反重力で岩を軽々と移動出来る というのは可能な技術なのか
もしかして今は失われてしまった古代文明にはあった技術なのか
正直 書きながら反重力がどういうことなのか理解できてはいないのだけど
世界中にある巨石文明の謎を解く鍵は反重力にあるかもしれないと感じる今日この頃
謎が謎呼ぶ 巨石文明
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