「バールベック」巨大過ぎる遺跡の土台石と「南方の石」
人口建造物に使われた巨石のサイズとして世界最大と言われ
謎過ぎるのが ここバールベック(Ba‘albakk)
〇 バールベック
レバノン東部 ベイルートの北東約85Km ベカー高原にあるユネスコ世界文化遺産
(ウィキペディアによると)
1世紀頃 ローマ帝国により最初の神殿が築かれたと考えられている
2~3世紀 ジュピター神殿・バッカス神殿が建てられる
コンスタンティヌス帝がキリスト教を国教と定めた後 神殿破壊が進んだ
写真①のところが ジュピター神殿
大部分が破損してしまっているが 6本大列柱は遺跡の象徴
このGoogle maps画像では 影で6本大列柱がキレイに確認できますね
写真②のところが バッカス神殿
内部の柱や天井には彫刻が多数残っている
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そもそも 何故これほどの巨石建造物が必要だったのか?
人心を威圧する? それだけのため? ハテ?
〇 巨大過ぎる遺跡の土台石
建物の巨大さには もちろん圧倒されるけど 特に謎とされるのが
ジュピター神殿の土台部分に使われている長方形の石
その中の大きいものは
長さ約18m 高さと幅は約4mあり 重さは650~970トンと推測される
人口建造物に使われている石として 今のところ世界最大と考えられ
現在の建築技術でも運搬さえ困難というこの巨石を
土台の中に どうやって組み込んだのか?
〇 「南方の石」
古代遺跡バールベックから南西約1kmに石切り場があり
そこに通称「南方の石」と呼ばれる巨石が横たわっている
長さ約21.5m 高さ約4.2m 幅約4.8m 重さ約2000トン
切り出し途中のまま 土に埋まっている巨石(右に人)
イメージ図にしても絵がヘタ過ぎる、、申し訳ない
写真はライセンスの都合上 載せられないので
コチラ を覗いてほしい バールベック - Google 検索
石切り場に放置されたまま、、、とはいっても推定2000トンの「南方の石」は
誰が何を考えて長方形に切り出したのか?
謎が多すぎる
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世界中に点在する謎 解明される日は来るのだろうか
ご訪問ありがとうございました
感謝☆
〇 追記 2019年1月
考古学調査の結果 巨大な土台石部分は紀元前6000~9000年のもので
のちに その上にギリシャ人やローマ人が神殿を建てたと考えられる
土台石の大きなものでは2000トンを超えるという巨石が 長方形に切られ
整然と積み上げられ 組み込まれている
一体誰が どうやって? 謎は深まるばかりだ