淡路島の猿に学ぶ 世界平和への夢
動物を見習えば 人間社会の不条理や理不尽は
改善されるに違いない と思っている
何年か前にTVで見た 淡路島猿社会の話が心に残る
淡路島 猿社会の特異性
ご存知の方も多いと思う
淡路島の猿は優しい
他では類を見ない 優しい猿社会が形成されている
以前実施された実験でも明らかにされていて
直径8メートルの円内にエサをまいて観察すると
淡路島では群れの大半の180匹が集まって食べ
争いもほとんどなかった
同じ実験を 他所の集団では
強い猿が弱者を追い払い
円内に入れたのは150匹のうち 最大で20匹だった
この特性で
淡路島モンキーセンターでは
文字の形に餌をまいて作る 「猿文字」が
元旦の恒例イベントとなっている
上位の猿の横でも いっしょに食べることができるという
淡路島特有の 優しい猿社会の ココならではのイベント
エサを手のひらにいっぱいためて エサひろいが出来るのも
横取りされる心配ない これもココならではの珍しい行動
ボスの資格は権力ではなく寛容さ・優しさ
ボスは 弱い小猿や 身体の不自由な猿の面倒をよくみる
山から山へ移動の際にも 遅れるものがいないよう
速度を遅くしたりする
淡路島のボス猿は 力ではなく
思いやりや 優しさで
リーダーとして認められている
「オキシトシン」が争いを無くす?!
淡路島の猿たちを調べたところ
「優しさ」を高めるホルモンといわれる
「オキシトシン」の受容体(レセプター)が
明らかに本土の猿たちとは違って 多いらしい
人間でも「寛容」とか「優しさ」という性格は
子供の頃からの環境による 後天的に育まれるものと思っていた
が そうでもないらしい
受容体(レセプター)が多いか少ないか
指令を受け取るタンパク質の遺伝子には
個体差があるらしい
脳下垂体後葉から分泌される「オキシトシン」が
攻撃性を抑えて 優しい気持ちを高めるのであれば
人間社会でも 「オキシトシン」で
戦争は無くなるのでは?!
「オキシトシン」の研究が進み
世界中が 平和な世界になるといいなぁ
「2月は逃げる 3月は去る」 って
月日が早く過ぎる感を言うらしいけど
3月も あと3日
3月は去る ⇒ サル ⇒ 猿社会に学ぶ
読んでくださってありがとうございました
感謝☆