無知の知ノート

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健康のためには「白筋」より「赤筋」を鍛えた方がいいと思う 5つの観点

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インストラクターとして  筋肉についての勉強はそれなりにしてきたし  

「白筋」を鍛えるなら こういうトレーニングとか

「赤筋」なら  こうとか指導もしてきたけど  

以前からモヤモヤとした疑問があって 、、、  

 

健康な毎日を送るためには    

「赤筋トレーニング」が大切だと思うようになった 

 

  

「赤筋トレーニング」が大切と思う理由   

  

1  モヤモヤ疑問から気付いた 注目すべきは「赤筋」

  

例えば  よく見かける  高齢のマラソンランナーや 

元気に畑仕事をこなす老人など    

痩せていて  筋トレとは無縁に見えるけど  

毎日を活動的に暮らしていらっしゃる    

 

それに比べ  

「白筋」酷使によって生じる故障の  なんと多いこと  

パフォーマンスを高める為に無理をして

膝や 腰やアチコチ痛めている人は多い  

 

年齢と共に減少していく「白筋」よりも 

注目すべきは「赤筋」ではないかしらん? と   

  

2  「白筋」と「赤筋」の特性

 

白筋(=速筋) : 瞬発的に強い力を発揮する・持久力は無い

赤筋(=遅筋) : 持久力に長けている・瞬発的な収縮は弱い  

  

ざっくり言うと

ムキムキになりたいなら「白筋」を  

持久力をつけたいなら「赤筋」を鍛えろ  ということになる   

  

3  「赤筋」が赤いのは   

 

「白筋」は  白っぽく  

「赤筋」は  赤っぽく見えるところから名付けられていて  

 

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「赤筋」が赤いのは   

 

鉄分を含むミオグロビン(筋肉ヘモグロビン)が 

筋繊維に多く含まれるため 

   

これが酸素を使って「有酸素代謝」をするので 

持久力に優れている 

 

「白筋」には ミオグロビンが あまり含まれないので白っぽい  

 

 

例えば魚でいうと 

 

赤身魚のマグロやカツオなどは 

赤筋が豊富で 常に泳ぎ続けることが出来る 

 

白身魚の ヒラメやタイなどは 

瞬発力を要する捕食や危険回避の時以外 泳ぎ続けることは出来ない 

 

4 「ミオグロビン」が「ミトコンドリア」へ酸素を運ぶ 

 

筋繊維の中にある器官 「ミトコンドリア」に  

「ミオグロビン」が酸素を運び  エネルギーが作り出される 

 

赤筋繊維には 「ミオグロビン」同様 

「ミトコンドリア」も多く含まれる 

 

5   比較的取り組みやすいトレーニング  

   

「赤筋トレーニング」は 各自の筋力に合わせて 

負荷が少なく 無理なく取り組むことが可能 

 

バランスをキープするだけでも 

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腹式呼吸を意識して 

ゆっくりとDown Up するだけでも 

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 注)ヒザをひねってしまわないよう 

ヒザとつま先が 同じ方向を向いていることに留意して! 

 

 

 日常にちょこっと取り入れるだけで効果ある 

「赤筋トレーニング」

健康で活動的な生活のために ぜひっ☆ 

 

まとめ

 

 

1  モヤモヤ疑問から気付いた 注目すべきは「赤筋」

2  「白筋」「赤筋」の特性を理解する

3  「赤筋」が赤いのは鉄分を含む「ミオグロビン」の色  

4 「ミオグロビン」が「ミトコンドリア」へ酸素を運びエネルギーになる 

5    比較的取り組みやすいトレーニング  

 

以上 5つの観点から 

健康のために鍛えるべきは「白筋」より「赤筋」と思う 

 

 

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