無知の知ノート

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無理して付き合うことはない、けど時には良い経験~そして不適合を自覚した

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いろんな人がいて さまざまにライフスタイルがあって 

何が正しいとかじゃなく価値観だってイロイロで   

  

自分が自分らしくいられないなら 

無理をしてまで付き合うことはない! 

 

けど

そうも言ってられない時もあって 

 

旦那さまの仕事関係で ホームパーティーに招待された 

場所は芦屋の高級住宅街にあるデザイン会社社長宅  

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招待されたといっても お手伝いに駆り出されていることはワカッテいた 

20人ほどの小さなパーティー 

招待客は大学教授やパイロットやデザイナーや建築士やらで 

会話にも気を遣いそうな雰囲気  

 

出かける前 まず服装に迷った 

いつものダンスウェアでダメなのは明らかで 

久しぶりの服を引っ張り出して ちょっと女性らしくしてみた 

 

パーティーでは奥さまを手伝って 

キッチンとリビングを何度か行き来しながら 

その場を楽しくする気遣いもしたつもりだった 

 

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ティータイムになって 

トレイに並ぶ紅茶を ひとりひとりに配って  

 

最後に自分のカップを取って 

ソファーに座った時 

 

「あなたソレ 一番高価なカップよ」

 

横から 奥さまの声がした 

 

どういう意味なのか とっさには理解できなくて 

私はたぶん ただポカンとバカ顔していたと思う 

 

「あなた 安物の方のカップをみなさまにお配りして 一番高価なカップをご自分に取るなんて」

 

・・・そんなつもりは  

 

私はブランドには興味が無い 

なので知識もない 

洋服でもバックでも 

むしろ ブランドだからと横並びに同じロゴのものを身につける方が 私には居心地悪い 

 

がしかし ここは旦那さまの仕事関係の場 

知識無さすぎの自分を少し残念に思った 

 

 

帰りの車の中で 

奥さまに叱られたことを彼に話した 

 

「気にしなくていいよ そんなの笑ってれば」

 

 ・・・そっかな 凹む

 

 

パーティーでお会いした方たちから テニスやヨットにと誘われたけど   

正直 気は重かった  

 

けど ナニゴトも経験!

 

 

 後日 

 

大学教授のご夫婦からのお誘いで

某大学構内の緑に囲まれたテニスコートへ  

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集まったのはウチを入れて4組の夫婦 

テニスはやったことがあったので

それなりには打てるだろうと考えたのは 甘かった 

 

皆さんお上手! 

何なの? テニスクラブ常連?それとも

こうしてしょっちゅう仲間で集まって真剣勝負しているの? 

 

けっこうな剛球は来るし スピードもハンパない 

私はというと 大きく打ち上げて何度も迷惑をかけてしまった 

 

汗だくのラリーを終えて

休憩~もぐもぐピクニックタイム 

 

奥さまたち持参のタッパーのふたが開けられて 

ご馳走が並べられた  

 

凄い!

どれも手が込んでいて 見た目も豪華! 

それぞれの料理を褒め合う奥さまたち 

 

前もって聞いていたので 

私も持参したのを並べようとしたけど 

なんだか場違いに気後れする 

 

ちょっとドキドキしながらmyタッパーを並べた 

貧弱、、、

ハムチーズ巻きを食べやすいように爪楊枝でとめたのや

ブロッコリーやプチトマト ←料理ちゃうやん

いちおう彩りも考えたつもりだったけど 

 

奥さまたちのと並べると 

なんて言うか 的確な例えが浮かばないけど、、、 

 

ジュウニヒトエ VS ユカタ みたいな 

 

あ~やっぱり  

「奥さま~」な世界で自分は不適合者だと痛感した 

 

皿にとっていただいた奥さまたちの手料理は 

蒸し豚・煮物などなど どれも美味しかった 

 

持ち帰りを予想したmyタッパーも空っぽになって 

皆さんの優しさに感謝した 

 

 

続いて後日 

セーリングにお誘いいただき 西宮のヨットハーバーへ 

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ヨットを所有するHさんと長男8歳のKくんと待ち合わせ

 

ロープの結び方「もやい結び」やセーリングの基礎を教えていただいたあと  

オレンジ色のライフジャケットをつけて いざ海の風にのる 

 

 

初めてヨット体験するというKくんが 

波でヨットが海面から持ち上がるたびに「コワイッコワイ」と泣き止まなくて 

セールロープを引くHさんは困り顔 

 

「コワイっていう代わりに オモシローイ!って叫んでみて」Kくんに囁いた 

 

揺れるたび「オモシローイ! オモシローイ!」と叫ぶKくん 

 

泣き顔はいつの間にか笑顔になって 

 

浜へ戻った時には「ヨット オモシローイ!」ってなってて  

 

「雷理さん どんな魔法使ったんですか?」

素直なKくんのおかげで感謝された 

  

楽しむ気持ちってパワーになるんだな~ 

 

ーーーーー 

後日 

これをダンスレッスンでも やってみた 

 

「ややこしい振り付けだ~と思うから出来ないんだよ 

この振りオモシローイッ!と思って動いてみて~」

 

「先生、、、ムズカシイものは難しい!」

 

「オモシロイって言うのは 出来てからにするわっ」

 

反抗期の中学生に コトバの魔法は通用しなかった ザンネン 

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価値観の違うパーティーも 

豪華な手料理持参のテニスも 

セーリングも

お誘いいただいたことは良い経験になった 

 

けど 

どこかで「良妻」を演じる自分がいて  

 

やっぱり 

無理して付き合うことはないだろう 

最初で最後の思い出ww 

 

 

ご訪問ありがとうございました  

感謝☆ 

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